三浦皮膚科は、初代院長の父三浦博が1963年平野町に当時としては珍しい皮膚科専門のクリニックとして開業いたしました。私は、大学卒業後内科の研修を受け、その後改めて京都大学医学部附属病院にて皮膚科の研修を受けました。複数の病院にて皮膚科の経験を積み、2人の子供を育てながら、家族の協力のもと1986年日本皮膚科学会認定専門医の資格を取りました。1995年父より継承し、2005年ご縁があり北浜のシンボルである大阪証券取引所ビル2階に移転してきました。
皮膚科は、皮膚のみを診る科ではありません。「皮膚は内臓を映す鏡」という父の教えに従い、皮膚の変化に隠れた内臓疾患・精神的要因・患者さんの気付かない原因を見つけ出すことに努力してまいりました。皮膚の病気は、様々な原因があり、分からないこともあります。患者さんの日々の生活のお話に耳を傾けることから始め、真摯に皮膚の変化と向き合います。必要ならば血液検査・顕微鏡検査・パッチテストなども行い、出来る限り原因を追求し、除去できる原因は除去し、なるべく副作用の少ない治療を目指しています。又、高度な検査や形成外科的な処置が必要な場合は、提携病院・大学病院・提携形成外科クリニックなどへのご紹介もさせていただきます。
加えて女医の立場として、いつまでも皆さんが「元気に若々しく、美しく人生を楽しまれる」為に、スキンケアの仕方・皮膚の弱い方も使える化粧品・男女の育毛・安全なレーザー脱毛などのご相談もお受けしています。
私はかなりの年数を皮膚科の臨床医として過ごしてまいりましたが、各々の患者さんのご希望は違います。皮膚の病気は外見から分かる病ですので、他の人から見たら気付かないような小さなニキビ跡でも、その方にとっては外に出たくない程の悩みになっている場合もあります。こんなことで病院に行くのはと考えられる必要はありません。ちょっとした皮膚のお悩みでもお気楽にご相談ください。
私は、最後まで患者さんの心に寄り添い、一緒に皮膚の病気・皮膚の悩みと戦っていきたいと思います。
三浦皮膚科
院長 滝 潤子